第1回 「ホームページは育てるものだと」

ホームページ作成の打合せなどでよく口にする言葉の一つです。

ホームページ作成をしていると、できあがった時点がゴールだと考えておられるんじゃないかと思うようなことがあります。 確かに、打合せから始まり、原稿を準備し、相談しながらより良いものを作り上げる作業は、本気ですればするほど大変な作業で、 出来上がった時には、ある種の充実感があります。「ひと仕事終えた!」という感じでしょうか。

ですが、冷静になって考えて見てください、ひと昔・ふた昔前ならば、ホームページを作り、公開すれば、ほっておいても人が 見に来るような時代もありましたが、今のインターネットの世界では、そんなことは絶対にありません。公開しても、誰もその存在を知らず、検索しても当然表示されません。

例えるなら、誰も知らないような無人島にお店を開いたようなものです。お店の人以外は、無人島の存在も知らなければ、お店の存在も知らないわけですから、 お客が来ることはありません。仮になにかの拍子でお客が来た(漂着した)としても、興味を持って来たわけではないので、すぐにどこかへ行ってしまうでしょう。

つまり、ページが完成したことは「始まり」でしかないのです。

ページを公開し、様々なアピールをすることで徐々にアクセスする人が増えていくのです。お店を持たれている方ならおわかりでしょうが、 店舗を作ったところで、チラシなどの広告を打たなければ、お客様は来てくれません。実際の店舗ならば、建てている途中に人が見て行ったり、 たまたま通りがかった人が興味を持って入店してくれたりといったこともあるとは思いますが、ネット上ではそれもほとんど期待できません。 公開後はメルマガや検索エンジンへの登録、内容の充実などのアピールが必要となります。

次によくあるパターンとして、公開しアピールし、そこそこアクセスが増えたところで息切れするパターンです。

ページ立ち上げ当初は興味も持続し、できあがった喜びなどから、頑張って作業されるんですが、ある時からパタッと止まり、アピールも更新もされないまま放置されたページ・・・

見たことありませんか?「Last Up date」とか「更新履歴」の日付が1年以上前のもののようなページです。会社案内が目的のホームページなどによくありますが、 いくらあまり変化しないとはいえ、1年以上前の日付の会社案内だと、少し不安になってしまいます。

このようなことから考えても、更新、ページ内の情報の新鮮さは一つのアピールポイントであり、ユーザーを引きつける一つの魅力だと思いませんか?

ページ内の情報の更新だけでなく、例えば他社のページを見ていて良いものを見つけたから真似をする(まったくそのままでは著作権の侵害ですが)ことも、 デザインを一新することもユーザーにとっては新鮮なものです。先日、あのYahoo!もTOPページデザインをリニューアルしました。久しぶりでびっくりしましたが、 情報の新鮮さ豊富さも合わせて、さすがですね。

話がそれましたが、ページ完成は、あくまでも始まりであり、その後のアピール、更新、改善などを経てページは成長し、当初の目的が達成されるものであり、 「ホームページは育てるものだと」いうように、オフィスピコッツでは考えています。

次回は「理想形でスタートしようと思うと・・・」というお話をしたいと思っています。



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過去のホームページ作成に関する考え

2006年4月5日 第17回 「人の心は移ろいやすいもの」
2006年1月17日 第16回 「2005年を振り返って」
2005年1月7日 第15回 「見せる 読ませる 誘導する 2」
2004年10月2日 第14回 「見せる 読ませる 誘導する」
2004年8月30日 第13回 「伝える事の難しさ」
2004年7月29日 第12回 「ターゲットは?」
2004年4月26日 第11回 「上位表示?・・・」
2004年4月3日 第10回 「何でアピールするか・・・」
2004年3月21日 第9回 「我慢の時もあるのでは?」
2004年3月3日 第8回 「雑誌取材で気づいた事」
2003年12月28日 第7回 「2003年を振り返って」
2003年11月21日 第6回 「何が目的なんですか?Part4」
2003年10月2日 第5回 「何が目的なんですか?Part3」
2003年8月18日 第4回 「何が目的なんですか?Part2」
2003年7月7日 第3回 「何が目的なんですか?」
2003年4月29日 第2回 「理想形でスタートしようと思うと」
2003年4月9日 第1回 「ホームページは育てるものだと」
※第18回より、pikoz blogにて公開させていただきます。