第12回 「ターゲットは?」

ここ、1〜2ヶ月かなりの仕事量とたくさんの悩み事でこのコーナーを始め、サイト自体の更新すら滞っていました。それにもかかわらず、このコーナーへのリクエストや反響がありました。ありがたい限りです。
ようやく、ほんの僅かな時間と心のゆとりができましたので、サイトも心も一新し、再開となりました。

さて、今回は「ターゲットは?」という、比較的打ち合わせで口にすることの多いフレーズについてです。

みなさんもご存知の通り、たいていの物(ホームページも含めて)は世に出される際、ある程度のターゲットを想定し、絞っているはずです。
なかには「万人向け」と言うものもあるでしょうが、女性向け、男性向け、子供向け、マニア向け・・・などなど結果がどうなるかは別物として、商品(ホームページ)企画の段階である程度は考えるのが一般的だと思います。
そして、女性をターゲットとするなら女性に受け入れられるように、マニア向けならマニアが満足するように、つくられることでしょう。

話しが広くなり過ぎそうですので、もう少し狭くし且つホームページに目を向けます。

例えば最近の仕事の中では、次のようなものがありました。

一つ目です。
「様々な方々に見てもらページなので、見やすく作って欲しい。色覚障害を持つ方などにも見やすいページで・・・などなど」
この場合、最初にご提案したのが、1.文字は大きめで 2.リンクは分かりやすく 3.ナビゲーションも分かりやすく 4.同様に現在のページ位置も分かりやすく 5.コントラストを強めに 6.凝ったものは極力使用せず 7.できれば音声読み上げにも対応した方が などです。

二つ目です。
「女性をターゲットにして、センスよく、柔らかい感じで・・・などなど」
そこでご提案したのが、1.少し淡いめの色使いで 2.すっきりしたデザイン 3.メニューボタンなどもお洒落な感じで などです。

さてどうでしょう?対照的な二つの例をあげましたので、お分かりいただけると思うのですが、この二つのページの出来上がりはまったく違う形になります。
これが仮に反対だったらどうでしょう。まったく意図と反するページが出来上がり、おそらくまったく使い物にならないページとなって、すぐに修正もしくは閉鎖となるのではないでしょうか。

極端な例を出しましたが、「ターゲットを絞る・考える」ことはページ全体に関してだけではありません。

あるコンテンツを追加する際も同様です。
「このコンテンツは誰の為に?誰に向けての物なのか?」
何かを行う際、少しだけ考えてみる必要があるのではないでしょうか。
商売をされているなら、新規のお客様に向けての物なのか、あるいは常連のお客様に向けての物なのかといったことなども検討すべきことだと思います。

すべてがきっちり分けられるはずもないことは皆さんご承知の通りですが、「どちらにウェイトを置くか」は必ず考える必要のあるべきことだと。

ほとんどの方々は考えておられると思いますが、何かをされる時、「ターゲットは?」と一呼吸置いてみてください。
きっと良い方向に進めると思います。(偉そうに言ってますが、自分に言い聞かせている面もあります)


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過去のホームページ作成に関する考え

2006年4月5日 第17回 「人の心は移ろいやすいもの」
2006年1月17日 第16回 「2005年を振り返って」
2005年1月7日 第15回 「見せる 読ませる 誘導する 2」
2004年10月2日 第14回 「見せる 読ませる 誘導する」
2004年8月30日 第13回 「伝える事の難しさ」
2004年7月29日 第12回 「ターゲットは?」
2004年4月26日 第11回 「上位表示?・・・」
2004年4月3日 第10回 「何でアピールするか・・・」
2004年3月21日 第9回 「我慢の時もあるのでは?」
2004年3月3日 第8回 「雑誌取材で気づいた事」
2003年12月28日 第7回 「2003年を振り返って」
2003年11月21日 第6回 「何が目的なんですか?Part4」
2003年10月2日 第5回 「何が目的なんですか?Part3」
2003年8月18日 第4回 「何が目的なんですか?Part2」
2003年7月7日 第3回 「何が目的なんですか?」
2003年4月29日 第2回 「理想形でスタートしようと思うと」
2003年4月9日 第1回 「ホームページは育てるものだと」
※第18回より、pikoz blogにて公開させていただきます。